思わず産んでみたくなる、お産のハナシいいお産ってなんだろう?ラクなお産、痛くないお産、いろいろあると思うけど 「いいお産」で得られることってもっともっといっぱいあるんだよ。 その後の子育てや、ママの体のこと、全部に関わってくることなんだ。 だから、お産を「点」として考えないで 女性の一生っていう一本の線上の一大イベントとして考えてほしい。 そしてそのお産の良し悪しが その後の人生を大きく左右するものなんだっていう認識を持って お産に望んでほしいって思ってます。 お産は「真の女性美」を手に入れるための唯一のチャンス赤ちゃんを産んでみて、知らなかった自分を発見した人は多いはず。 おっぱいだって「そーか!今まで私は何十年間も本来の用途に使用していなかったのね!」って思わなかった? 出産をすることでしか目覚めさせることの出来ない「 本能」が確実に感じられたよね。 いわゆるその「母性本能」、 もちろん出産してなくたってあるんだけど、 ホンマモンはやっぱり産まなきゃ出てこない。 そいつが、真の美しさ、 内面的なもの・からだ的なものも合わせての重要な素になっているのです。こいつが、出産によって、ドクドクドクっと出てくると、 艶々したお肌、内面から溢れ出る、包み込むようなやさしさと強さ、 「若さ=美」を超えた、いくつになっても美しい、 まさしく「真の女性美」を得ることができるのだあ! 今までの人生のあらゆる問題を「チャラ」に出来るチャンスそしてもうひとつ、出産は、こころとからだの先天的・後天的問題を チャラにできるチャンスでもあります。 ご存知のとおり、出産の時にはドッカーンと骨盤が開いて、 赤ちゃんが出てくるんだけど、 そのドッカーンの状態というのは、 自分が生まれてから今までに溜めてきた体のくせや歪みみたいなものが 全部キレイにご破算になっている状態なのです! 出産をすることで、うまく使えば今まで溜めてきてしまったツケを きれいさっぱり「チャラ」にできるんだよ! でもなんで現実は、きれいにならない人のほうが多いの???って思うでしょ?実際そうだよね。 産後太りしちゃったり、 産後なんだかあちこち調子が悪くなったっていう人、よくいるよね。 それは妊娠中の過ごし方と産後のケアに問題があるからだと思う。 妊娠出産って女性にとって一世一代の大仕事。 その大役をサポートしてくれるのが骨盤。 10ヶ月間も赤ちゃんを守って支えて、ドカッと開いて赤ちゃんを出す。 そんな大仕事をしてくれる骨盤をケアしてくれる機関や専門医がどーしていないのだろう? 産前・分娩・産後の腰痛、どんなにお医者さんに訴えても 「みんなそうなんだからがまんしなさい!」の一言で片付けられちゃったと言う話をよく聞くけど、ホントにそれでいいの? ふだん整体していて、 出産をきっかけに調子が悪くなってる人があまりに多い! ホントに悲しくなるくらい多いんだよ~。 ちょっとした腰痛だけじゃなく、 ずーっと取れない偏頭痛だったり、 重い更年期障害だったり、 けっこう深刻な問題の元になっているって考えられることが多い。 せっかく出産で骨盤がドカーンと開いてチャラになっても、 今の主流の産後の過ごし方だと、今までのくせのかたちに戻っちゃう。 元通りになればまだいいほうで、 大抵は、開きっぱなしだったり、ねじれて戻っちゃったりしてる。。 「ああ~。産後に調整できてたら・・」って思うことしきりの毎日なの。 「きれいになるための出産」をするには一つ目はね、出産自体より、まず妊娠中! でも難しくもないし、キビシしくもないよ。 ポイントは2つ。 1つは「赤ちゃんにキモチを向ける」こと。お産ていうのは、ママが赤ちゃんを「産む」ことでも 助産婦さんが赤ちゃんを「取り上げること」でもなくて 赤ちゃんが生まれたいときに「生まれる」こと。 赤ちゃん主体ですすむものなんだ。 だから、いっつも赤ちゃんとコミュニケーションをとって、赤ちゃんにとって「楽しかった~♪」と思える10ヶ月を暮らせば、ママの体にとっても赤ちゃんにとっても最高のタイミングで生まれてくれるんだ。それが安産の一番の秘訣なの。 で、赤ちゃんは何が楽しいかって言うと、 自分にいつも気持ちが向いていることが何より幸せなんだ。どうしてかっていうと、赤ちゃんはとっても不完全でしょ? ひとりでは生きていけないんだよね。だから誰かが、特に自分のイノチに一番関わってるママが、自分にキモチを向けてくれていると、何より安心で幸せなの。 赤ちゃんにいつも気持ちを向けていると、コミュニケーションが上手にとれるようになってきて、赤ちゃんに必要な物や行動=自分のしたい、ほしい物事になるんだよ。 そうすれば、出産までの知識や情報なんてなーんにもいらなくなるんだ。 もうひとつは目やアタマを使わないことイチバンお産を台無しにしてくれる張本人はコレです。 子宮は硬くなっちゃうし、逆子にはなりやすいし、 お産は進まないし、産後ウツにはなっちゃうし。 妊婦さんの整体で、お体を触れば、 その人がどういう出産になるか、おなかの赤ちゃんはどういう性格か、 で、どういう産後になるかってもうだいだいわかるようになったけど それに関係してるのがコレだなー。 でもって、注意しても、なかなか甘く見てやってくれない。 PCガンガン見て情報集めてる。 もしこのブログを見ている妊婦さんがいたら ホント、産後しばらくまではお休みにしたほうがいいよ! このブログの先が気になったら といあえず、プリントアウトして だれかに読んでもらってね! それから産後の過ごし方それから産後、つまり開いた骨盤が戻るときが肝心。 お産のあと、骨盤は片方ずつ徐々に閉じていきます。 で、左右の骨盤が揃ったところで起き上がると スーッっときれいなかたちに骨盤が閉じてくれます。 このタイミングで起き上がれると産後がすごーく楽。 体がサッサと回復するし、 肌は艶々、健康だし、動きも出産前より敏速になります。 じゃあどうやったら、左右が揃った時が判るかっていうと、 産後、胎盤が出たら両脇同時に体温を測ります。 そうすると、左右違うのよ。 その時閉じてる骨盤の側が体温が少し高いの。 それから、8時間ごとに体温を測ります。 で、三回目に左右の体温が揃ったところで起き上がります。 それまでは、起きちゃダメ。トイレもダメ。 だから、病院で出産した場合はまずムリ。 「整体出産OK」の助産院か(すごく少ない) 自宅出産するしかありません。 それに何しろ三回体温が揃うには、早くても2、3日かかるから、 その間いろいろと頼める人(シモの世話も含めて)がいないと難しいよね。でもね、状況が許すならぜひトライする価値はあるの。 その後の人生違うよ。 特に体に長いこと問題持ってるような人、 先天的なもので治らないだろうなあなんてものがある人はこれしかないよ。 えー!それはムリ~!なヒトも大丈夫!周りに人手がわさわさいる昔の家庭と違って 核家族の現代は、上記のやつはショージキ難しい人の方が多いと思う。 でも、ここまでできなくても、 とにかく、寝てて! 床上げまでの3週間、の「床上げ」ってのは 布団をあげるってことでしょ? それまでは敷きっぱなし、ってことなんだよ。 敷いてあっても寝てなきゃ意味ないからね。 とにかく寝ててください。赤ちゃんの世話以外は寝てる。 上の子が遊びたがったら、寝ながら遊ぼう。 赤ちゃんを産んだ後のママは、こーゆーもんなんだよって 教えよう。 「ビョーキでもないのに、いつまでも寝てて! 私ゃ、すぐ家のことをやってたよ!」って 文句言うお母さんやお義母さんがいたら 「だから更年期が大変だったんですねー」って言ってあげよう。 座ったり立ったり、直立姿勢をとるってことはさ、 骨盤で上半身の重みを支えなけりゃあならないってことなのよ。 支えるためには、骨盤が固まらなきゃ支えられない。 だから早くから動いてると、早く固まっちゃう。 骨盤がキレイに戻る前に固まっちゃうんだ。 で、その間、目を使うのも厳禁だよ~ 骨盤が緊張しちゃうし、 へんにハイになったり、ブルーになったり神経にきちゃうからね。 産褥ガードルでナスみたいなオシリになってるぞ~!産後骨盤を締めるのは大切。 開いたまんまだと太りやすいしね。 でも、締め方が問題なんだ。 きれいに締めようよ。 締めることだけイシキしてぎゅうぎゅう腹帯まいたり 産褥ガードルはいてた人のオシリはすぐわかる。 しまってるけど、かっこわるい。 なーんか「ナス」みたい。 産後骨盤が戻っていく動きは 「締まる」だけじゃないんだよ お産のために後屈した骨盤が 「前屈」(つまりヒップアップ、ってことだな) していく動きも大切なの。 ギューギュー派は「後屈(つまりタレ尻)」のまま 締めてるから、結果「ナス」なんだな。 じゃあどうしたらいいか。 骨盤はさー、ほっときゃあちゃんと締まるのだ。 ただ、締まるまで負荷をかけない=寝ていてほしい、ということなんだ。 出産前後こそ整体の受け時なのだ!産後の体はそのドッカーンと骨盤を開かせたために、 すごく柔らかくなってます。 だから、すごく変えやすい。 まさに整体の受け時なのです。 普段の整体ではなかなか変わりづらかった問題が解消できるから、 あんまり調子悪そうな人には「もう一人産んだら?」って すすめてしまうこともあるんだよ。 産後の整体を受けると、 出産によって開いてしまった骨盤を きれいなカタチで閉じることが出来るので、 産後太りにもなりにくいし、 おっぱいトラブルも少ないし、 出産を通じての体のトラブルも起こりにくいだけじゃなく、 日頃なかなか調整しづらいものも、 かなりいーとこまで調整することができるし、 いい状態をキープしやすい体づくりをすることが出来るんだ。 大体、産後1週目くらい・3週目・6週目をポイントに3ヶ月以内が 受け時かなあ。でも産後ガンガン歩いてたり、締めちゃってるとかわりづらいからね。とーーーにかく、寝てて。 赤ちゃんがまだ小さくて出られなかったら、 行けそうなところは出張しちゃうぞう! だってそのくらい産後の骨盤調整って一生に関わる大切なことなんだもの。 ホントに、悪いこと言わないから、産後は整体受けてチョーダイ! 「お産美人」にしてあげますッ! 妊娠中の整体で育児ノイローゼにサヨナラ産後の重要性はわかったけど、妊娠中の腰痛は何とかならないの?という人も多いよね。 妊婦好きのおきらくかんですもの、 妊娠中もきらくかんの整体は受けらるんだ。 妊娠中の整体はとってもソフト。 骨盤をゴリゴリやったりすることはなくて、 (骨盤をゴリゴリやらなくっても、骨盤は変えられるのよ) おなかの赤ちゃんとお話しながら進めていきます。 難産や腰痛っていうのは、 骨盤の動きが悪くなるから起こるんだけど、 妊娠中に整体を定期的に受けておくと、 骨盤の動きがスムーズになるから、 腰痛も楽になるし、何より、お産がラク。 それにスムーズに「お母さん」になれるから (そういう母性本能に関係した女性ホルモンが ドクドク出てくるんじゃないかな、と思うんだけど) 本能的に育児ができるので、育児ノイローゼになりにくいんだよ。 そしてもうひとつの大きなメリットは、 おなかの赤ちゃんがゆったりくつろげる子宮になるので、 生まれてきた子が神経質になりづらいということです。 「夜泣きがすごい」「神経質」「アトピー」などは、 性格的、遺伝的な要素はモチロンあるけど、 お母さんのおなかの中にいる10ヶ月に いかにくつろいで育てられるかがとっても関係してるの。 だって受胎したばかりの頃は水の中の生き物だったのが、 生まれる頃には人間になってるんだがら、 赤ちゃんにとってのおなかの中での10ヶ月 は10億年に等しいんだよ。 それをきゅんきゅん緊張した子宮で過ごすか、 ゆったりふわふわした子宮で過ごすかの違いは大きいよー。 子宮を緊張させる原因のトップは「目の酷使」! 妊娠中はとにかく目を休めてね。お願いお願いよ! どーしても使わなきゃならない人は 熱いオシボリので目の温湿布がとっても効きます。 生まれてくる赤ちゃんのためにも、 そしてラクチン育児のためにも、ね。 また、妊娠の予定がある人は、妊娠前にぜひ体を整えておいて! おなかに赤ちゃんが入っちゃうと 調整しづらいとこもあるから、その前に整えておくといいよ。 |